「auカブコム証券でiDeCoを始めようか迷っている」「SBI証券や楽天証券と比べてどちらがいいのか」と悩む方向けに、本記事ではauカブコム証券のiDeCoを手数料・商品ラインナップ・ポイント連携・他社比較の4軸で徹底解説します。
au経済圏を使っているかどうかで評価が大きく変わる口座です。自分に合うかどうかを確認しましょう。
最終更新日:2026年5月|出典:auカブコム証券公式・iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)・厚生労働省
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目次
- auカブコム証券のiDeCo 基本スペック一覧
- 手数料の詳細と他社比較
- 取り扱い商品ラインアップ
- auカブコム証券iDeCoのメリット4つ
- auカブコム証券iDeCoのデメリット・注意点3つ
- SBI証券・楽天証券・マネックス証券との比較
- auカブコム証券のiDeCoが向いている人・向いていない人
- 実際にauカブコム証券でiDeCoを使っている人の声
- 口座開設の流れ
- よくある質問
auカブコム証券のiDeCo 基本スペック一覧
まず基本的なスペックを確認しましょう。
- 運営管理手数料:月0円(2022年以降の新規加入者)
- 固定手数料合計:月171円(国民年金基金連合会105円+信託銀行66円)
- 投資信託本数:約26本
- 最低掛金:月5,000円(国の規定)
- 口座開設手数料:無料
- ポイント連携:Pontaポイント(au PAY連携)
- サポート:電話・チャット対応(平日)
- 運営会社:auカブコム証券株式会社(三菱UFJグループ)
iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)では、加入資格の確認や掛金上限額の試算ができます。まず自分の加入区分(会社員・自営業・主婦など)と掛金上限を確認しておきましょう。
手数料の詳細と他社比較
iDeCoでかかる手数料は証券会社の運営管理手数料だけではありません。全員が必ず支払う固定費用を正確に把握しましょう。
毎月かかる固定手数料
- 国民年金基金連合会:月105円(全証券会社共通)
- 信託銀行(事務委託先):月66円(全証券会社共通)
- auカブコム証券(運営管理手数料):月0円(2022年以降新規)
- 合計:月171円
この171円はSBI証券・楽天証券・マネックス証券と同水準です。iDeCoの手数料競争はほぼ収束しており、証券会社の手数料差だけで選ぶ時代ではなくなっています。
他社との手数料比較
- SBI証券:月171円(運営管理手数料0円)
- 楽天証券:月171円(運営管理手数料0円)
- マネックス証券:月171円(運営管理手数料0円)
- 松井証券:月171円(運営管理手数料0円)
- auカブコム証券:月171円(運営管理手数料0円)
手数料は横並びのため、商品ラインナップ・ポイント連携・サポート体制で差別化が決まります。
厚生労働省のiDeCo解説ページでも制度の仕組みや手数料体系を確認できます。
取り扱い商品ラインアップ
auカブコム証券のiDeCoでは約26本の投資信託が用意されています。eMAXIS Slimシリーズを中心に、低コストのインデックスファンドが揃っているのが特徴です。
外国株式(メイン)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):信託報酬0.05775%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):信託報酬0.09372%
- iFree NYダウ・インデックス
国内株式
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- iFree TOPIXインデックス
バランス型・債券
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド
元本確保型
- あおぞら DC定期(1年):元本が保証される定期預金型
eMAXIS Slim シリーズは業界最低水準の信託報酬を目指して運用されており、長期積立に非常に適しています。ただし商品本数はSBI証券(約100本)や楽天証券(約32本)より少ない点は注意が必要です。
投資信託の選び方については国税庁のiDeCo税制解説と合わせて、制度全体を理解してから商品を選ぶことを推奨します。
auカブコム証券iDeCoのメリット4つ
メリット①:eMAXIS Slim シリーズで長期積立できる
全世界株式(オルカン)・米国株式(S&P500)など、インデックス投資家に人気の低コストファンドが揃っています。「難しいことは考えず、オルカン1本で長期積立したい」という人には十分なラインアップです。
メリット②:au経済圏との親和性
au PAY・Pontaポイントを日常的に使っているユーザーは、auカブコム証券との金融サービス連携でポイントが活用しやすい環境があります。三菱UFJグループという銀行系の安心感も加わります。
メリット③:三菱UFJグループの信頼性
三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下であるため、サービスの安定性・財務基盤は盤石です。「長期にわたって安心して任せられる証券会社がいい」という方に向いています。
メリット④:シンプルなラインナップで迷わない
約26本という商品数は少ないように見えますが、裏を返せば「選択肢が多すぎて迷う」という問題が起きにくいメリットでもあります。投資初心者がシンプルに始めるのに適しています。
auカブコム証券iDeCoのデメリット・注意点3つ
デメリット①:商品本数が少ない
SBI証券の約100本、楽天証券の約32本と比較すると、auカブコム証券の約26本は少ない方です。国内REITや新興国株式ファンドなど、特定の資産クラスをカバーしたい人には物足りない場合があります。
デメリット②:au経済圏以外のユーザーへのメリットが薄い
Pontaポイントやau PAYを使っていない場合、auカブコム証券を選ぶ積極的な理由が見当たりません。楽天経済圏なら楽天証券、ポイント投資重視ならマネックス証券やSBI証券の方が恩恵を受けやすいです。
デメリット③:スマホアプリの使いやすさ
iDeCo専用のスマホ管理アプリはSBI証券や楽天証券と比較してUI・機能面でやや劣るという声があります。スマホで手軽に資産確認・商品変更をしたい人は使い勝手を事前に確認しましょう。
SBI証券・楽天証券・マネックス証券との比較
主要4社を比較します。手数料が横並びのため、差が出るのは商品・ポイント・サポートです。
SBI証券のiDeCo
- 商品本数:約100本(業界最多)
- ポイント:Tポイント・Vポイント・Pontaポイントなど選択可
- シェア:iDeCo加入者数No.1
- おすすめな人:幅広い商品から選びたい人・とりあえず大手を選びたい人
楽天証券のiDeCo
- 商品本数:約32本
- ポイント:楽天ポイントが貯まる
- 使いやすさ:楽天市場・楽天カードとの連携が強み
- おすすめな人:楽天経済圏ユーザー
マネックス証券のiDeCo
- 商品本数:約30本
- ポイント:マネックスポイント
- 特徴:iDeCoナビでシミュレーションが充実
- おすすめな人:商品選びに悩みたくない・シミュレーション重視の人
auカブコム証券のiDeCo
- 商品本数:約26本
- ポイント:Pontaポイント連携
- 特徴:三菱UFJグループ・au PAYとの連携
- おすすめな人:au経済圏ユーザー・シンプルに運用したい人
auカブコム証券のiDeCoが向いている人・向いていない人
向いている人
- au PAY・Pontaポイントを日常的に使っている人
- eMAXIS Slim シリーズで運用したい人
- 三菱UFJグループの安心感を重視する人
- シンプルなラインナップで迷わず選びたい投資初心者
向いていない人
- au経済圏(au PAY・Ponta)を使っていない人→SBI証券や楽天証券が有利
- 国内REIT・新興国株式など幅広い資産クラスに投資したい人→SBI証券が圧倒的
- スマホアプリでの操作性を重視する人→使い勝手を事前に確認すべき
実際にauカブコム証券でiDeCoを使っている人の声
Xでは「iDeCo auカブコム」「iDeCo Ponta」などのキーワードで実体験が投稿されています。
Xユーザーの声
「auカブコム証券でiDeCo始めて3年。オルカン1本でシンプル積立してる。商品少なくて最初は不安だったけど、どうせオルカンしか買わないから関係なかった。年収600万で年間12万円の節税になってる。」(30代・会社員)
Xユーザーの声
「SBIと迷ったけどau経済圏ユーザーだからauカブコムにした。特に後悔はない。手数料は同じだし、eMAXIS Slim揃ってるから問題なし。ただUI周りはSBIの方が使いやすそう。」(40代・自営業)
Xユーザーの声
「iDeCo始める前にランキング記事をいくつか見たけど、au使ってるならauカブコムで良いと書いてあって決めた。商品はオルカンとS&P500だけ覚えれば十分。節税効果は本当にすごい。」(28歳・会社員)
iDeCoの節税効果シミュレーション
iDeCoの最大のメリットは掛金の全額が所得控除になる点です。所得税・住民税が軽減され、手取りが増えます。
国税庁のiDeCo税制解説によると、iDeCoの掛金は「小規模企業共済等掛金控除」として全額所得控除の対象になります。
年収別・節税効果の目安
- 年収400万円・月12,000円積立:年間節税額 約2.9万円(所得税10%・住民税10%)
- 年収600万円・月23,000円積立:年間節税額 約6.9万円(所得税20%・住民税10%)
- 年収800万円・月23,000円積立:年間節税額 約8.5万円(所得税23%・住民税10%)
- 自営業・月68,000円積立(上限):年間節税額 約24.5万円(所得税20%・住民税10%の場合)
年収が高いほど所得税率が上がるため節税効果が大きくなります。会社員・自営業問わず、iDeCoは老後資産形成と節税を同時に実現できる制度です。
運用益も非課税
通常の投資信託は売却益・分配金に約20%の税金がかかりますが、iDeCoの運用益は全額非課税です。これにより長期複利運用の恩恵を最大限に受けられます。20〜30年の長期積立では、非課税効果だけで数十万〜100万円以上の差が出る場合があります。
受取時の税制(出口戦略)
60歳以降に受け取る際も優遇が受けられます。
- 一時金受取:退職所得控除が適用される(勤続年数×40万円、20年超は70万円×超過年数加算)
- 年金受取:公的年金等控除が適用される
- 一時金+年金の併用も選択可能
受取方法の最適化は個人の退職金・退職時期によって異なるため、50代になったらFPへの相談を検討しましょう。
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口座開設の流れ
auカブコム証券でiDeCoを始める手順を解説します。申し込みから運用開始まで約1〜2ヶ月かかります。
- 加入資格の確認:会社員・自営業・主婦など区分ごとに掛金上限が異なります。iDeCo公式サイトで確認できます
- 必要書類の準備:基礎年金番号がわかる書類(年金手帳・ねんきん定期便等)、本人確認書類(マイナンバーカード等)
- 申込書類の提出:auカブコム証券の公式サイトからオンライン申込が可能
- 事業主証明書(会社員のみ):勤務先に「事業主証明書」の発行を依頼する
- 審査・口座開設:書類提出から約1〜2ヶ月で口座が開設される
- 商品選択・積立開始:口座開設後に運用商品を選択してスタート
掛金上限額の目安
- 会社員(企業年金なし):月23,000円(年間27.6万円)
- 会社員(企業型DC加入者):月20,000円(年間24万円)
- 自営業者・フリーランス:月68,000円(年間81.6万円)
- 専業主婦(夫):月23,000円(年間27.6万円)
詳細は厚生労働省のiDeCo加入者の手引きを参照してください。
よくある質問
Q. auカブコム証券のiDeCoの運営管理手数料はいくらですか?
2022年以降に新規加入した場合、auカブコム証券の運営管理手数料は月0円です。ただし国民年金基金連合会(月105円)と信託銀行(月66円)の手数料は別途かかるため、合計で月171円が固定費用となります。これはSBI証券・楽天証券・マネックス証券と同水準です。
Q. auカブコム証券のiDeCoでeMAXIS Slim全世界株式は選べますか?
はい、選べます。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」など低コストのeMAXIS Slimシリーズが揃っています。長期積立向きのインデックスファンドが中心のラインナップです。
Q. auカブコム証券のiDeCoとSBI証券のiDeCoはどちらがおすすめですか?
au経済圏(au PAY・Ponta)を日常的に使っているならauカブコム証券、それ以外の方はSBI証券が選択肢の広さ・利便性で優れています。SBI証券は商品数約100本でiDeCo最大手、ポイント連携も充実しています。詳しくはiDeCo口座おすすめランキングで比較してください。
Q. auカブコム証券のiDeCoはPontaポイントが貯まりますか?
iDeCo口座の積立自体でPontaポイントが直接貯まるわけではありませんが、auカブコム証券の株式取引や他のサービスとの連携によるポイントプログラムが設けられています。詳細は公式サイトでご確認ください。
Q. iDeCoの節税効果はどれくらいですか?
掛金の全額が所得控除になります。年収600万円・月23,000円積立の場合、年間の節税効果は約6.9万円(所得税+住民税)が目安です。年収が高いほど税率が上がるため節税効果も大きくなります。国税庁のiDeCo税制ページや各社のシミュレーションツールで試算できます。
Q. auカブコム証券のiDeCoから他の証券会社に移換できますか?
はい、iDeCoは「移換(金融機関変更)」が可能です。ただし手続きに2〜3ヶ月かかり、その間は積立が停止されます。また移換時に一旦商品を売却して現金化してから移換するため、売却タイミングに注意が必要です。移換を検討する際はFPや証券会社のサポートに相談することをおすすめします。
執筆・監修:iDeCo比較ナビ編集部
本記事は、金融庁・国税庁・各社公式サイト等の一次情報をもとに、iDeCo比較ナビ編集部が中立的な立場で作成しています。特定の金融商品を推奨するものではありません。


