iDeCoは加入後も掛金額を変更したり、拠出を一時停止したりすることができます。生活状況や収入の変化に応じて柔軟に対応できるiDeCoの手続き方法をまとめました。
掛金変更の手続き
変更できる内容
- 掛金額の増額・減額(月5,000円から上限まで)
- 変更は1年に1回まで(毎年12月時点の掛金を翌年1月から変更)
手続き方法
- 加入している証券会社のiDeCo専用ページにアクセス
- 「加入者情報変更」または「掛金額変更」のメニューを選択
- 新しい掛金額を入力して申請
- 変更は翌月以降の引き落とし分から適用
勤務先の変更(転職・退職)があった場合は、掛金上限が変わるため別途変更手続きが必要です。
掛金の停止(運用指図者への変更)
収入減少・育児休業・失業など一時的に掛金を払えない場合、掛金の拠出を停止できます。停止しても口座は維持され、これまでの積立資産は引き続き運用されます。
停止後の状態
- 「運用指図者」に変更される(掛金拠出なし・運用のみ継続)
- 口座管理手数料は引き続き発生(月171円〜)
- 節税効果はなくなる(拠出がないため所得控除なし)
停止の手続き
- 証券会社のiDeCoページから「加入者資格喪失届」「運用指図者移行届」等の書類を請求
- 書類に必要事項を記入・返送
- 手続き完了まで1〜2ヶ月程度かかる場合がある
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掛金の再開手続き
停止後に再び掛金を拠出したい場合は、「運用指図者から加入者への変更手続き」が必要です。
- 証券会社に「加入者への変更届」を請求
- 書類提出・審査後、翌月以降から掛金引き落としが再開
掛金変更・停止時の注意点
- 変更は年1回まで(増額・減額を含む)
- 停止中も手数料が発生する
- 停止・再開の手続きは郵送が基本で時間がかかる
- 育児休業中は掛金拠出が自動で停止されるケースもある
よくある質問
Q. iDeCoの掛金は毎月変更できますか?
年1回のみ変更可能です。変更のタイミングは証券会社によって異なりますが、多くは12月時点の申請で翌年1月から適用されます。
Q. 掛金を停止するとiDeCoはどうなりますか?
「運用指図者」になり、掛金の拠出はなくなりますが、これまでの積立資産は引き続き運用されます。手数料は発生し続けますが、資産は60歳まで保有し続けることができます。


