iDeCoは「早く始めるほど有利」と言われますが、30代・40代から始めても十分な節税効果と運用益が期待できます。年代別のシミュレーションで効果を確認しましょう。
30代からiDeCoを始める場合
30代から始めると、受け取り開始(60歳)まで20〜30年の運用期間があります。
会社員(30歳・年収500万円)のシミュレーション
- 掛金:月23,000円(年276,000円)
- 所得税(20%)+住民税(10%)の節税額:年82,800円
- 30年間の節税累計:約248万円
- 運用期間:30年(年利3%想定)で掛金総額828万円 → 約1,340万円
30代は時間を味方にした長期運用ができるため、複利効果が最大限に活きます。
40代からiDeCoを始める場合
40代から始めても、60歳まで15〜20年の運用期間があります。
会社員(40歳・年収600万円)のシミュレーション
- 掛金:月23,000円(年276,000円)
- 所得税(20%)+住民税(10%)の節税額:年82,800円
- 20年間の節税累計:約166万円
- 運用期間:20年(年利3%想定)で掛金総額552万円 → 約745万円
40代は運用期間は短くなりますが、年収が高い分節税効果が大きくなるケースも多いです。
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30代・40代がiDeCoを始める際の注意点
- 流動性がない:原則60歳まで引き出せないため、余裕資金で掛金を設定する
- 掛金は無理なく設定:変更は1年に1回のみ可能(月5,000円から設定可)
- 住宅ローン控除との兼ね合い:所得税額によっては節税効果が減少する場合がある
- 受取時の税金に注意:退職所得控除や公的年金等控除を活用して受け取る
30代・40代に向いている運用スタイル
- 30代:株式比率を高めたアグレッシブな運用(全世界株インデックスなど)
- 40代:株式7〜8割+債券2〜3割のバランス型、もしくはインデックス中心
- 50代に近い40代後半:リスクを徐々に下げてバランス型ファンドに移行検討
よくある質問
Q. 40代からiDeCoを始めても遅くないですか?
遅くありません。60歳まで15〜20年の運用期間があり、節税効果も毎年得られます。年収が上がっていれば節税額も大きくなるため、40代からでも十分なメリットがあります。
Q. 30代・40代の掛金はいくらに設定すべきですか?
まず月1〜2万円から始めて、家計に余裕があれば上限(会社員は月23,000円、企業型DCなし)まで増やすのがおすすめです。掛金は年1回変更できます。


