iDeCoと企業型DC(確定拠出年金)の違いと併用方法【2026年版】

iDeCo基礎知識

iDeCo(個人型確定拠出年金)と企業型DC(企業型確定拠出年金)は、どちらも老後資金を自分で運用する制度ですが、運営主体や掛金の仕組みが異なります。2022年10月からiDeCoと企業型DCの併用がしやすくなりました。

iDeCoと企業型DCの主な違い

  • 運営主体:iDeCoは個人が自ら加入 / 企業型DCは会社が導入
  • 掛金の拠出者:iDeCoは個人(全額所得控除) / 企業型DCは会社(一部従業員も可)
  • 掛金上限:異なる(詳細は下記)
  • 商品ラインナップ:iDeCoは証券会社が設定 / 企業型DCは会社が選定した商品のみ

掛金上限(2024年12月改正後)

  • 企業型DCのみ加入:企業型DC掛金と合算で月55,000円(うちiDeCoは月20,000円)
  • 企業型DC+確定給付型(DB)の両方:企業型DC・iDeCoの合算で月27,500円(うちiDeCoは月12,000円)
  • 企業型DCなし(iDeCoのみ):月23,000円

2024年12月以降、iDeCoの上限が引き上げられ、企業型DCと併用しやすくなっています。

企業型DC加入者がiDeCoを使うメリット

  • iDeCoの掛金は全額所得控除 → 年収・税率に応じた節税効果
  • 企業型DCより商品ラインナップが豊富な場合がある
  • 証券会社を自分で選べるため、低コストファンドに投資できる

企業型DC加入者がiDeCoに加入する手順

  1. 会社の企業型DC規約に「iDeCoの同時加入を認める」旨が記載されているか確認
  2. iDeCoを取り扱う証券会社で口座開設申請
  3. 事業主の証明書類を提出(「事業主の証明書」が必要)
  4. 掛金額を設定して運用開始

2022年10月からは、企業型DCの規約変更がなくてもiDeCoに加入できるよう制度改正されました。ただし、規約によっては加入できない場合もあるため、まず人事・総務部門に確認しましょう。

iDeCoが向いているケース・企業型DCが向いているケース

  • iDeCoが向いている人:自営業・フリーランス・企業型DCのない会社員・低コスト商品を自分で選びたい人
  • 企業型DCが向いている人:会社が掛金をマッチング拠出してくれる場合(会社の掛金分は実質プラス)

よくある質問

Q. 企業型DCに加入していてもiDeCoに入れますか?

2022年10月以降、多くの場合は加入できます。ただし掛金上限が異なり、企業型DC規約によっては制限がある場合もあります。会社の人事部に確認してみましょう。

Q. 企業型DCとiDeCoのどちらを優先すべきですか?

会社がマッチング拠出してくれる場合は、まず企業型DCを上限まで活用するのがお得です。余裕があればiDeCoも併用するのがベストです。

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