iDeCoで口座を開設したあと、多くの人が悩むのが「どの運用商品を選べばいいか」です。この記事では初心者でも迷わない運用商品の選び方を解説します。
iDeCoの運用商品の種類
- 元本確保型:定期預金・保険。元本割れしないが利回りはほぼゼロ
- 元本変動型:投資信託。値動きがあるが長期では高いリターンが期待できる
iDeCoは長期投資が前提のため、60歳まで時間がある人(20〜50代)は元本変動型の投資信託が基本です。
初心者におすすめの運用商品:インデックスファンド
投資信託の中でもインデックスファンド(指数連動型)が最もおすすめです。理由は3つです。
- コストが低い:信託報酬(年間管理費用)が0.1〜0.2%程度と格安
- 分散投資できる:1本で数百〜数千銘柄に自動分散
- 長期で市場平均リターンが得られる:プロが運用するアクティブファンドの8割がインデックスに負けるというデータも
運用商品の選び方3ステップ
ステップ1:全世界株式か米国株式を選ぶ
- 全世界株式(オール・カントリー):先進国・新興国を含む約3,000銘柄に分散。最もリスク分散できる
- 米国株式(S&P500):米国の主要500社に投資。過去の長期リターンが非常に高い
迷ったらeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)かeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の1本でOKです。
ステップ2:信託報酬が低いものを選ぶ
同じ指数に連動するファンドなら信託報酬が低いほうが有利です。年0.1〜0.2%程度が目安。0.5%を超えるものは選ばなくてよいです。
ステップ3:1〜2本に絞る
複数の商品に分散しすぎると管理が複雑になります。iDeCoは1〜2本のシンプルな構成が最も続けやすいです。
証券会社別おすすめ商品
- SBI証券:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天証券:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- マネックス証券:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 松井証券:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
よくある質問
アクティブファンドの選択肢:ひふみ年金
インデックスファンド中心の運用が基本ですが、アクティブファンドを一部組み合わせたい方にはひふみ年金が選択肢になります。国内株式を中心に、市場環境に応じて柔軟に組み入れ銘柄を調整する運用スタイルが特徴です。
📌 あわせて読みたい
iDeCoで元本確保型を選んでも意味はありますか?
元本確保型(定期預金)を選ぶと節税メリットは得られますが、運用リターンはほぼゼロです。iDeCoの最大のメリットは節税+運用益の非課税なので、長期投資できる年齢なら元本変動型のインデックスファンドを選ぶ方が合理的です。60歳が近く値下がりリスクを取りたくない人には元本確保型も有効です。
運用商品は途中で変更できますか?
はい、いつでも変更できます。「スイッチング(保有商品の売却→別商品の購入)」と「配分変更(今後の積立先の変更)」の2種類があります。iDeCo内での売買は課税されないため、自由に変更可能です。
まとめ
iDeCoの運用商品は「低コストのインデックスファンド1〜2本」がベストです。全世界株式かS&P500を選べば、難しいことを考えずに長期投資ができます。


